腸内細菌は3兄弟!?

「腸内細菌」ってなぁ~に?

人や動物の腸管の内部に生息している常在細菌のことを「腸内細菌」と呼び、人では、3万種類、約100兆個の細菌が生息していると言われ、その重さは約1.5㎏~2㎏にもなります。φ(..)メモメモ

腸を広げるとテニスコート1面分の広さにもなり、さながら花畑のように細菌類が生息していることから「腸内フローラ」と呼ばれます。

※詳しい内容はウィキペディア(Wikipedia)「腸内細菌」をご参照下さい

 

腸内細菌は3兄弟

腸の中には、善玉菌、悪玉菌、そのどちらでもない中間菌(日和見菌)の3つのタイプに分類できます。

まるで「よい子・悪い子・普通の子」のようです。これらは互いに複雑に関わり合いながらバランスをとっています。腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間菌(日和見菌)で、次に善玉菌が多く、悪玉菌は少数です。腸内細菌の種類は個人によって極めて多様で異なり、さらに食事・在住国などの要因によっても異なるとされ、菌の数は年齢によって増減はあるものの、菌の種類は一生を通じてほとんど変わらないことも報告されています。

雑談ではありますが・・・・

「おなら」は腸内細菌が食べ物を分解・発酵するときにでるガスや悪臭成分で、「糞便(うんち)」の約半分は腸内細菌か、その死骸で構成されています。おならやうんちが臭い!!という方は腸内環境が悪いのかもしれませんね。

 

「腸内細菌のバランス」が崩れたら・・・

腸内細菌のバランスが崩れたら・・・はい、当然「病気の原因」となる可能性が高くなります。脳をはじめ、心臓、関節など腸とは関りがないように思えるあらゆる部位に影響を及ぼします。特に最近では「メンタル部分」や「免疫機能」、「寿命」にも影響があることが解明されています。

ある文献では

腸内細菌は脳の機能を左右する生きた微生物であると考えられており、例をあげると、おなかがすくとイライラしてくるのは腸内細菌が栄養源を要求している、そういうイライラさせる物質を作り出して信号を与えているということが明らかになってきているのです。

また最近の研究では、自閉症から始まって認知症に関わるアルツハイマー病やパーキンソン病と腸内細菌の関係までもが解明されつつあり、まさに腸内細菌の研究は現代医療のトップランナーの位置にあるのです。

と、記されていました。人間のからだの仕組みはまだ完全に解明されたわけではないので、「じゃあこんな例もあるけどどうなの?」と不思議に思うことも多いかもしれませんが、少しずつ進んでいます。

これまでの研究からも、「腸のはたらき」は人間が生きていくうえでとても大切な基本的な臓器であると言えます。「身体は自分が食べた物で作られる」ということを忘れないで、美味しものはほどほどに・・身体が喜ぶものを選ぶようにしたいものですね (@^^)/~~~