《免疫と血液》

こんにちは。

「鍼灸&柔整師 松本」です。
最近は新型コロナウイルスで世界中が恐々としています。
私が住んでいる泉佐野市には関西空港、アウトレット、ホテルが立ち並び、これら施設周辺では、多くの外国人、観光に来ています。
スーパーやアウトレットに行くと、日本人は半数以下で、特に中国からの観光客が多く買い物を楽しんでいます。
しかし、最近はほとんど見られなくなり、どこも閑散としています。

先日、USJに行ってきたのですが、いつもなら2~3時間並ぶのが当たり前のアトラクションが、数十分~1時間待ちで体験できました。
というのも、来場客のほとんどが日本人で、外国人の来場客はかなり少なかったです。

そんなこともあり、今回は、ウイルス感染にも関係がある「免疫と血液」についてお伝えしたいと思います。

血液のはたらき

体重の約8%を占めている血液。血液は私たちの生命を維持するために大切な働きをしています。
健康な状態と病気になった状態での血液を比べると、血中の成分に違いが出ることが研究でわかってきています。
そのような研究がすすめば、おそらく近い将来には、血液1滴で早期癌や他の病気も発見できるようになるそうです。

ところで、みなさんは「はたらく細胞」という漫画をご存知ですか?

今回は、この「はたらく細胞」をご紹介したいと思います。

「はたらく細胞」は、20187月にアニメ化されました。
人間の体内ではたらく細胞たちを登場人物として擬人化した作品で、登場するキャラはすべて細胞名で名前はなく、細菌やウイルスなどはモンスター化して描かれています。

「はたらく細胞」は体内のあらゆる器官を舞台に、赤血球、白血球、血小板、ヘルパーT細胞、キラーT細胞、マクロファージなどの細胞が、体内に侵入してくる細菌やウイルスとの戦いをバトル風に描いた免疫系学習マンガで、病気になると体内ではどんな働きをしているのか、そんな細胞たちの日常をコミカルに描いています。

「はたらく細胞」をお勧めする理由

体の中で起こっていることがわかりやすい

主人公である赤血球や白血球たちが、空中でどのような働きをしているのかがすごくわかりやすく描写されている

病気についていろんなことがわかる

肺炎球菌や黄色ブドウ球菌といった細胞の働き、スギ花粉アレルギーやインフルエンザ、がんなどの病気についてわかりやすい

子供から大人までわかりやすい

内容も細胞の働きや病気のメカニズムを題材にしていて、基本的に1話ごと完結なので、話の要点がわかりやすい。

個性的で魅力的なキャラクター(細胞)たち

  • 主人公はボーイッシュなどじっ子ガールの「赤血球」
  • ぶっきらぼうでイケメンの「白血球(好中球)」
  • とにかく可愛らしい上場キャラの「血小板」
  • 鉈で細菌を殺傷しまくるメイド姿の「マクロファージ」
  • メガネのイケメン司令官「ヘルパーT細胞」など

主人公である赤血球や白血球はもちろんのこと、この他にも魅力的なキャラクターがたくさん登場している。

また体内の細胞だけではなく、人間の体内に侵入する様々なウイルスたちも外敵として表現されています。
このように、細胞の擬人化だけでなく、体内のあらゆる機関を舞台に、細菌やウィルスなどの外的も擬人化して描かれています。

自分の体内で起こっている異常などが、擬人化されたキャラクターたちのはたらきによって守られている感覚はとても面白いです

まとめ

「はたらく細胞」のメインキャストたちは血液に関わっています。
血液は身体に栄養を送り、細菌やウイルスをやっつける免疫機能があります。
私たちの健康は、血液なしでは語れません。

今回なぜこの「はたらく細胞」をブログのテーマにしたのかというと、健康と血液の関係をもっと多くの方に興味を持っていただきたいと思ったからです。
「はたらく細胞」のDVDはレンタルビデオ店か、prime video でも観ることができますので、興味のある方はぜひご覧になってください。

最近、世界を騒がせている新型のコロナウイルスやインフルエンザですが、感染する人としない人がいます。

その理由の1つに、免疫力が大きく関与しています。免疫力が落ちているときに、ウイルスに感染しやすい傾向にあります。
この免疫力の説明に欠かせないのが「はたらく細胞」の登場人物(細胞)である血液なのです。

次回は、この「免疫と血液」についてお話ししていきたいと思います。