《健康な身体づくりの4つの基本 その②〜運動①〜》

こんにちは。

先月、最近運動不足のためテニスをやって、足首を疲労骨折してしまいましたが、驚異の回復でテニス復帰した「鍼灸&柔整師 松本」です。

前回のブログで、健康な身体づくりの基本として、「睡眠」「食事」「運動」「身体のケア」が重要であることをお伝えしました。

今回は、「運動の重要性と効果」についてお伝えしたいと思います。

◉まず、運動とは?

運動とは「からだを動かすこと」です。そもそも人間は動物であり、からだの構造に「動く仕組み」が備わっています。

なぜ健康なからだづくりには「運動」が必要なのか?

運動をした方が良いと言う事はなんとなくわかってると思いますが、なぜ健康な体づくりには運動が必要なのでしょうか?それには大きく分けて2つの理由があります。

1つ目は「生活習慣病の予防」2つ目は「筋力や身体機能の維持」です。

生活習慣病の予防

人間が健康のために良い状態とされる条件の1つに、食べ物から摂取したエネルギーと運動により消費したエネルギーのバランスが保たれていることです。

例えば、食べる量は変わらないのに、運動を行わないと摂取エネルギーが消費エネルギーを上回り、使われなかったエネルギーは脂肪としてからだに蓄えられてしまいます。

これを幾度となく繰り返されると、脂肪が必要以上に蓄積し、肥満となります。そして肥満が原因となって、糖尿病、高血圧、癌などの生活習慣病になるリスクが高くなります。

筋力や身体機能の維持

みなさんは、体調崩して1週間ほど寝込んだあとに、疲れやすかったり、思うように体が動かないなど、体力や筋力、持久力などが衰えてしまったという経験をした事はありませんか?

実は人間は、持っている機能を使わなくなると、驚くようなスピードでその機能は低下していきます。

例えば「歩く」という動作は、みなさんは無意識のうちに行っていますが、実は脚の筋肉だけではなく、お尻や腰、背中、腕の筋肉などを使って歩いています。

つまり全身の筋肉を使って初めて「歩く」ことができるのです。

また「歩く」という動作は、重心を移動させているので「バランス能力」、さらには長い時間歩くためには「心肺機能」も必要となります。

もし「歩く」という動作をしなくなったら、全身の多くの筋力が低下し、さらにバランス能力、心肺機能も低下してしまいます。

そうなると、歩くのが遅くなったり、つまずいたり、荷物を持ってもバランスを保てなかったり、ちょっとした動きで息が切れてしまうなど、日常生活に多大な影響を及ぼす恐れが出てくる可能性があると考えられます。

このようなことにならないためにも毎日歩くことで、日常生活に必要な筋肉や機能が維持されるのです。

さらに筋肉は、骨と違って、何歳になってもトレーニングを行えばその分増やすことができる組織です。

 

今回はここまで。

え〜?めっちゃ短いやん、と思うかも。今回の運動については、詳しくわかりやすいようにお伝えしたいと思い、結構長くなってしまったんです。

あまりの長くなると読むのもしんどくなってしまうと思い(私がそうなので)、今日から隔日に分けて、今回の「運動」についてお伝えしたいと思います。

なので次回は、2日後の930日(月)に「運動」第二部をお伝えしたいと思います。

「西洋医学・東洋医学のいいとこ取りしちゃえ!鍼灸&柔整師松本」がお伝え致しました。