危険の嘘〜正しいデーターの計り方〜

①西洋医学の薬剤師である、垣内です。

このYOKUSHIRUで少しでも皆さんの役に立つ真実が公表出来たらとワクワクドキドキしてます。

SNSの炎上は正直怖い!
でも炎上もしてみたいw

戦後(おまえ何歳やねんって突っ込まれそう)のメディアによる偏向報道やデタラメな素人の書いた雑誌などによって多くの方が間違いだらけの知識による、無駄な化学物質恐怖症や西洋医学批判によって逆に自身の健康を脅かしたり、不必要な大金を効果の無いものに費やしている人が多いのを危惧してます。

少し例を書きたいと思うのですが、特に女性に関係する検査で乳癌検査に用いられるマンモグラフィについてお話したいと思います。

マンモグラフィは乳癌専用のX線撮影装置であり、乳癌の早期発見には欠かせない最も有用な画像診断の1つです。

しかし、これはX線を必要とするので、これを被曝して逆に癌になるなどと言う輩がいるわけです。

これは果たして本当でしょうか?
僕は全てはリスクとメリットのバランスだと思うのです。

勿論、X線を照射するので、その可能性はゼロではないでしょう。しかし、その線量は極僅かであり、その可能性は限りなくゼロに近い訳です。

ではそのマンモグラフィを使用しないで乳癌の初期の症状である微細な石灰化やセルフチェックや触診ではわかりにくい小さなシコリを発見出来るでしょうか?これを画像として捉えるのがマンモグラフィなんですね。

乳癌は初期に発見出来ると治る病気です。
乳房を切除しても形成外科の分野も進化しており、ほぼ元に戻ると聞きます。いえ巨乳に進化させる事も出来るでしょう!しかも保険で!笑笑

この乳癌の初期の治療を間違えると命を落とす事もあります。
歌舞伎俳優の海老蔵さんの奥さんであった小林麻央さんも治療方法を間違えなければ助かっただろうという見解を良く聞きます。本当かどうかはわかりませんが、怪しい民間療法に傾倒して、医師の治療を当初は断ったとの事です。

なぜ断って、他の治療をされたのかはわかりませんが非常に残念な事です。

日本人の死亡原因の1位は癌です。
およそ3人に1人が癌で亡くなる訳です。皆さん周りを見渡して下さい。左の人を見て、右の人を見る。この中の1人は癌で命を落とす訳です。

女性の中で生涯で乳癌になる方は昔は50人に1人でしたが現在は14人に1人と言われており、100人中7人以上が乳癌になり、女性の癌の中ではおよそ3割が乳癌です。

そして発症した方の30パーセントが命を落とすのです。その多くが、発見が遅れて進行が進んでしまった事に原因があります。

だから放射線は悪い、癌になると決めつけるのでは無く、前提条件を合わせて、放射線の単位やそのリスクも正確に分析して、癌になるリスクと癌発見のメリットのバランスを見ないと正しい情報とは言えないのです。

これから考えると検査を受けた方が300倍以上のメリットがあるそうです(何かの記事で読んだ事があります。僕が計算した訳では有りませんw)

この様に一部のデーターだけを切り取り、患者を助けようと必死に研究している人たちを冒涜するかの如く偏向報道、嘘メディアが多い事を認識して下さい。健康診断など自身の健康をチェックする事は大切な事です。

そして何より健康な時に正しい知識を付けて、バランスの良い食生活を送る事がもっと重要です。

癌が好きなものは糖質や低体温と言われております。
逆に嫌いな物は繊維やミネラルだそうです。
食生活を改め日本人はしっかりとお風呂に浸かり(30分以上が推奨だそうです)野菜をしっかり取る。特にミネラルの摂取は重要です。様々なビタミンの吸収にはミネラルが関係しているのです。
そしてしっかりと栄養を摂る事で自分の体の免疫力が上がる訳です。
癌を薬で完全に治す事は難しいのです。ましてやサプリメントで治すなど言語道断。

癌をやっつけるのに最適なのは自身の栄養バランスを整えて、体力も気力も付けて、自己免疫力を上げるのが最も重要な事だと僕は思います。

そして適度な運動と体脂肪を抑える。はいわたくし全く出来ていなく、説得力ゼロではありますが・・

何せ100歳まで元気に美しくは知識と努力と少しのお金が必要なんですw

 

今後も間違いだらけの巷の情報をぶった斬って行きたいと思います。

応援よろしくお願い致します。