免疫力低下は、生活習慣病?

皆さん、コロナに負けず元気にお過ごしでしょうか?

食いしん坊鍼灸師のまみぃ院長です

全国的に緊急事態宣言が解除され

いつもの日常に戻り始めましたね。

 

その一方で、第2波・第3波が発生する地域も出ています。

ワクチンの開発も急ピッチで進んでいますが

もう少し時間がかかるようで

コロナウィルスと共存しなければいけません。

 

じゃあ!どうすればいいのでしょうか!!!

また・・・外出制限?いえいえ

感染しても無症状の人がいますね、発症する人と何が違うのでしょう?

メディアでも何度も伝えられていて、皆さんもよくご存じ!

「免疫力」を上げることが大切です。

 

免疫力を上げる!!といってもどうすればいいの?

何かお薬でビタミン剤を飲めばいい?

テレビで話題のサプリメントを摂ればいいの?

 

残念ながら、これを摂れば免疫力がアップしますという

簡単な物はありません  ^_^

 

地道にコツコツと腸内細菌が喜ぶ食事を続け、

適度な運動と睡眠が必要です。当然、

1度や2度、身体に良いものを食べたくらいでは効果はなくて

最低でも半年、できれば習慣として・・・頑張ってやっと

「あれ?そういえば・・・」と体感できるレベルです。

 

人間の『腸』の中では、

多くの腸内細菌が存在し様々な働きをすることや、

栄養素を身体に運ぶことはずっとお話ししてきましたが、

あともう一つ、

粘膜の内側にある免疫細胞を増やす働きもあります。

 

身体の80%以上の免疫が『腸』で作られており

腸で作られた「免疫細胞」が全身へ送り出されています。

 

細かく説明すると「解剖学」や「生理学」の

お話しになりますので・・飛ばします(笑)

 

ここで重要なのは、

昔から「食べた物で身体は作られる」と言われていること。

食べたものが胃で消化され、腸で吸収され

全身に栄養と免疫細胞が運ばれていくことからできた言葉。

 

文明の発展で運動量が減り、食の欧米化で患者数が増えた

『生活習慣病』

その原因の殆どが、日々の食事内容から発症する

『食原病』であるということから考えると

ご先祖様方の言葉には、驚くほどの教訓があり、

 

まさしく

腸内細菌が喜ぶ食事ではなく、

人間の欲望に流された食事を続けた

結果であるとわかります。

 

太りやすい人は、太りやすい食事を好み、

病気になりやすい人は、腸内細菌を疲れさせる生活を

選んでいることが多いようです。

 

その証拠に、アレルギー症状を持った若い僧侶が

修行の為にお寺にこもり、規則正しい生活と精進料理の

生活を数年続けると、アレルギー症状が軽くなった!

治った!という人が続出!

 

確かに生まれた時から「アレルギー」という人もいらっしゃいますが

特定物質に対して「免疫細胞」の過剰反応であるアレルギー症状も

「生活習慣病」の一種といってもいいのではないでしょうか?

 

またコロナウィルスの影響でステイホームが続き、

ゆっくり食事を作れる環境のはずが、手軽にできる食事を選び

お弁当のテイクアウト、冷凍食品、インスタント食品の需要が増え

いつも以上に食事内容のバランスが崩れた人々が増え、

免疫力の低下が懸念されています。

 

今からでも遅くはありません。自分の生活習慣を見直しましょう!

 

今年、花粉症の症状が少なかったから…免疫力が上がった?!

そんなことを思っている人は、要注意!!

 

今回の外出自粛でちゃんと自炊して、栄養のバランスの取れた食事を

摂り始めた方はギリギリセーフ!

それ以外の方は、ただ花粉との接触が減っただけ。

外出を控え、マスクを着用していたからです (*^^)v

 

また大陸で今回のコロナがウィルスが発生したために

多くの方が感染して入院や自宅待機が起こり

空気を汚していた工場の稼働が止まったのも

症状緩和の要因のひとつだと思います。

 

免疫力は、簡単に低下するのに、UP!させるには時間がかかります。

生活習慣を改善するだけで、免疫力の低下が防げるのであれば

やってみても損はありませんよね (*´▽`*)

 

まずは、一週間の食事の半分を和食にしてみましょう。

お野菜を、たくさん食べている人も食べていないと自覚している人も

今よりもお野菜を増やしましょう‥できれば2倍以上に。

 

私は・・ウサギじゃない!・・・と思うくらい(笑)

 

 

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。

できることから少しづつ、一緒に頑張っていきましょうね!