冷え性の人は胸が垂れる!?

先日の「YOKUSHIRU」で話題になった

冷え性の人は胸が垂れるって本当ですか?

という質問について解説いたします。

 

初めに胸(乳房)の構造ですが

主に、母乳を作る「乳腺」

それを保護する「脂肪組織」からできています。

そして土台である「大胸筋」の上に脂肪組織があり、

その脂肪組織を内部から、コラーゲン繊維でできた

「クーパー靭帯」で支えています。

 

 

もうおわかりだと思いますが・・・

胸(乳房)を支えているのは「クーパー靱帯」なので

胸(乳房)が垂れる一番の原因は

クーパー靱帯が伸びたり、切れたりして 

支えられなくなるからです。

 

そして二番目の原因として

女性ホルモン(主にエストロゲン)の分泌の減少

胸(乳房)の張りは、乳腺がかかわっていて、

女性ホルモンの働きによって乳腺は発達し、

胸(乳房)のハリを保ちますが

加齢だけでなく、食や生活習慣の乱れ、

ストレスによって分泌が減少します。

垂れる・・というよりは、へしゃげる?

そんな感じでしょうか・・。

 

女性ホルモンは、自律神経のはたらきを管理している

脳の視床下部で指令が出され分泌されますので、

「冷え性」によって自律神経の働きが悪くなると

女性ホルモンの分泌がうまくいかなくなって

結果、「胸(乳房)の張りがなくなる」

ということです。

 

また女性ホルモンは、

タンパク質とコレステロールから成り立っています。

 

偏った食事でタンパク質が不足すると、

筋肉が減って、からだの熱を作りにくくなったり

ホルモンバランスも調整できなくなりますので

極端なダイエットや偏った食事を避けてくださいね。

 

次回は、YOKUSHIRU TVでお話しした、

「間違ったダイエット情報」をまとめてみますね!
最後までお付き合いくださってありがとうございました。