薬剤師の垣内です。
今日はコラーゲンについて語りたいと思います。正直、日本の特に女性はコラーゲンが大好きですね!笑
スッポンなどゼラチン状の物は食べたらお肌プルプルになると思い込んでいる。そして食べた翌日は肌がプルプルになったと感じる方も多い様ですね!
これをプラセボ効果と言いまして、思い込んでいたら、それが実現したと、偽薬でも思い込んでいると聞いた様な気がする効果なんですね。まっ思い込んで効果があれば、それっは良いことですし、コラーゲンを摂取して女性が綺麗になった気がするのは良いことだと個人的にはそう思っています。
しかし科学的にはいかがでしょうか?ほぼ効果が無いと言って良いのでっは無いでしょうか?
体のタンパク質の約30%はコラーゲンです。そのコラーゲンには様々な型が存在しているのが知られており、皮膚になると70%がコラーゲンで占めています。おっと・・・女性のコラーゲン神話に勇気を与える様な話になってきましたね!
真皮のコラーゲン分子はアミノ酸が繋がってできた鎖を3本組み合わせた「三重螺旋構造」をしておりハリと弾力を与えてみずみずしく健康的な肌を保つ働きをしています。
コラーゲンは肌のみならず身体全体のあらゆる所に存在しており、骨や血管などに多く含まれています。体内のコラーゲンは約3キロ、500mlのペットボトルなんと6本分にもなるのです。
高齢者の特に女性に多いのが骨粗しょう症です。これはカルシウム不足が原因に挙げられますが、体内のコラーゲンの減少も原因の一つだと考えられています。またコラーゲンが不足しますと、関節が痛んだりします。これは骨と骨を繋ぐ関節は特に二型コラーゲンという希少コラーゲンが存在しており、これが関節が円滑に動くことをサポートしているから加齢とともに、これが減少すると痛みの原因になりうるのです。
またコラーゲンが骨の内側の柔軟性保つことで骨がもろく折れやすくなる事を防いでいます。そして血管にも多いので、加齢とともにコラーゲンの減少は動脈硬化の原因にもなり得ますし、これは高血圧や、脳卒中、心不全など重篤な病気の引き金になることもあります。
なんかコラーゲンって凄いですね!
しかし コラーゲンを化粧品で塗ったり、サプリメントで摂取して
僕は薬剤師として、その効果については懐疑的な考えを以前は持っていました。理由はいくつかありますが、まずはコラーゲンの化粧品についてです。大体、真皮にコラーゲンが多いわけです。しかしコラーゲンは分子量が大きくて皮膚には浸透しません。よく化粧品を売っている販売がこれは吸収するなど言っていても、これは全く信用できない。吸収もするわけないし、吸収すれば、それは化粧品ではなくなる。化粧品は元来、吸収してはいけない物ですからw
そしてサプリメントのコラーゲンです。殆どのものが魚から抽出されたフィッシュコラーゲンです。これは哺乳動物と組成が全く違います。そして、これを口から摂取したところで、これは胃の胃酸で文化されてしまいます。コラーゲンはタンパク質の一種ですから、分解されるとそれはアミノ酸になるわけですし、それならもっと単価の安いアミノ酸を飲んでも良いのでっは?と思いました。
また、その分解されたコラーゲンが腸から吸収されたとして、これが血管から全身に渡り、その成分が再度、コラーゲンやヒアルロン酸へと、再合成されることなどあり得ないわけで、これは企業のCM戦略に乗せられて、消費者、特に女性は高価で効果のない物に無駄使いをしていると考えていました。
しかし最近はコラーゲンの研究も進み、また新たなコラーゲンが開発されて、効果的なんだろうと認識しています。
まず皮膚への塗布ですが、コラーゲンやヒアルロン酸は、肌の表面で、特に顔になると、顔に存在する常在菌と反応し、分解され、肌に有用な栄養になるという研究もあります。またヒアルロン酸も肌表面に水分を溜めみずみずしさを保ちます。また化粧品として、様々な他の有用な天然成分を配合する事によって皮膜効果によって肌のハリや、小皺の改善効果もあり、その即効性も、認められ塗った瞬間にその効果が肉眼でもわかる様な製品も開発されています。
サプリメントにしても胃酸で分解されずに腸まで届くものが開発されて特許を取得して、世界的な賞を多数受賞しているコラーゲンテクノロジーも存在しており、この開発過程では、成分はなんと日本の山梨県の山村にて発見されたのです。この村のおばあちゃんが肌の張りもあり、やたら若く見えるので、その食生活が研究され、そこから鶏の胸骨からその成分が発見されました。
そこから抽出したコラーゲンを最新技術でナノ化した所、やはりこれは胃酸で分解されて、血中濃度は何の変化も無かったとの事です。しかし、それを独自の技術で最適化した所、これはヒアルロン酸の血中濃度を28日で6000%まで増加されたとの研究結果になりました。
そして様々な企業でも、このコラーゲンの開発や研究が進んでおり、胃酸で分解されたコラーゲンでも、その摂取において血中濃度に変化があったとの研究もあります。
まだまだ研究は始まったばかりでWIKIには、その効果は不明とも書かれていますが、僕としてはコラーゲンは人体にとって食事の補助として、非常に大切であらゆる良い改善が考察できると確信しています。
前のブログでは癌について書きましたが、転移性の癌は、原発からリンパを通じて様々な臓器に転移して増殖していく訳です、その時に正常な細胞を浸潤して行きます。その細胞の外壁もコラーゲンなわけです。それならそこが強化されていれば、転移がんを予防する事に繋がるとおっしゃっている栄養学の先生もいました。僕もその様に思います。
血管にも、臓器にも、そして骨にも。肌の美容が一番に考える方が多いと思いますが、美容と健康に欠かせないものがコラーゲンだと多くの方が確信を持つ時も近いと思っています。
そしてコラーゲンを食生活の改善のみで摂取するのは厳しいのでサプリメントで摂取するのがベターだと思います。
また内側と外側。サプリメントと美容液などの化粧品の両方からのアプローチで美と健康を手に入れることができると思います。
薬剤師の僕がお勧めするコラーゲンサプリや化粧品はヨクシルのLINE公式アカウントへメッセージ下さいね。今なら定期配送で40%割引のお得な通販サイトをお伝えします。次回はヒアルロン酸などの多糖類の効果なんかも話しましょうか?
また次回をお楽しみに!!
株式会社デジタルマックス 代表取締役社長
垣内重慶 Shigeyoshi Kakiuchi
経歴
- 1991年徳島文理大学薬学部薬学科卒業
- 萬有製薬(現MSD、当時世界最大の製薬メーカー米国メルク・アンド・カンパニーの日本法人)
- 入社式に金髪で参加、初日から怒られる。その後、成績優秀?な為、長崎へ飛ばされ、初年度売上レコードを樹立。
- 23歳で父の急死により、事業を引継、トラックの運転をしながら独立(当時大阪府下最年少株式会社オーナー)
- 複数に事業を創業したシリアルアントレプレナー
- ビジネスコンテスト8回受賞、米国シリコンバレーでもプレゼン経験有り)
- 複数の特許取得(8個)
- 化粧品、サプリメントなら関してトータルで1000億円以上の売上とそのプロデュース
- ビジネス書の出版において11週間Yahoo!のビジネス書ランキング1位の実績
- 年最高270回以上のセミナー開催実績
- 複数の健康商材開発をプロデュース経験
- 専門家として、科学物質に対する恐怖の過剰な煽り、また、西洋医学批判やエビデンスのない健康療法、反日思想の偏向報道に警笛を鳴らす。
資格
- 薬剤師