薬剤師の垣内です。
今日は前回のブログの続きという事で、今回は癌は予防出来るのか?と言うテーマで話をして行きたいと思います。
僕が大嫌いなサプリメントを特にMLMなどの手法で販売している輩が癌の予防どころか、単品成分もしくは製品にて「癌が治る」だの「これを飲めば癌にならない」だの・・・科学的根拠が全くない持論を展開し、世の中の化学物質の無駄な危険発信、そして現代医学をまるで、それが悪者の様に虚言を繰り返す悪徳商法を本日は科学的根拠に基づいて検証して行きたいと思います。
「癌を予防出来るのか?」正直言って完全に予防となりますと、現代の科学では不可能です。しかしながら、確率を減らすことは科学的に出来るのです。それをまずは説明して行きたいと思います。
まずは日本で一生涯で癌になる確率は
男性58%
女性43.1%
今や2人に1人が癌になる時代です。そして死亡原因の3人に1人が癌です。
以下のデーターをご覧ください。
がんになった推定要因:ハーバード大学(1996 年)がん予防センター発表
凄いと思いませんか?これは日本人ではなくあくまでもアメリカの情報であり、日本人であれば、これよりは食生活はマシの様な気はしますが・・・・・
次に日本のデーターを見てみましょう!次は国立がん研究センターの情報です。
おっとだいぶん変わりましたね。やはり日本人は少し違うのかな?
データーを見る限りアメリカのデーターは推定原因となっており、日本のデーターはがん患者からのヒアリングにて、そのデーターを記録して推測した事になりますか?
どちらにしても推定である事は間違いないか?w
で・・・・私、薬剤師の垣内の考察ですが・・・・
⭕️タバコはあかん!
⭕️飲酒も程々!
⭕️食事のバランスは非常に大切!
⭕️がん検診は絶対行けよ!
こんな感じでしょうか?w
雑すぎますか?w
国立がん研究センターが発表しているがんリスクを減らす健康習慣とは・・・・
おっと・・・俺が書いたものに近いぞ!w
そしてこんな記事が記載されていました。
5つの健康習慣を実践することでがんリスクはほぼ半減します
実際に、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」の5つの生活習慣に気を付けて生活している人とそうでない人では、将来がんになる確率はどれくらい違うのでしょうか。
国立がん研究センターでは、日本全国の11の保健所の協力を得て、調査開始時点で年齢40歳から69歳の男女、総計140,420 人を対象に、生活習慣とがんやほかの病気の罹患(りかん)についての追跡調査を実施してきました。その結果、この5つの健康習慣を実践する人は、0または1つ実践する人に比べ、男性で43%、女性で37%がんになるリスクが低くなるという推計が示されました。
株式会社デジタルマックス 代表取締役社長
垣内重慶 Shigeyoshi Kakiuchi
経歴
- 1991年徳島文理大学薬学部薬学科卒業
- 萬有製薬(現MSD、当時世界最大の製薬メーカー米国メルク・アンド・カンパニーの日本法人)
- 入社式に金髪で参加、初日から怒られる。その後、成績優秀?な為、長崎へ飛ばされ、初年度売上レコードを樹立。
- 23歳で父の急死により、事業を引継、トラックの運転をしながら独立(当時大阪府下最年少株式会社オーナー)
- 複数に事業を創業したシリアルアントレプレナー
- ビジネスコンテスト8回受賞、米国シリコンバレーでもプレゼン経験有り)
- 複数の特許取得(8個)
- 化粧品、サプリメントなら関してトータルで1000億円以上の売上とそのプロデュース
- ビジネス書の出版において11週間Yahoo!のビジネス書ランキング1位の実績
- 年最高270回以上のセミナー開催実績
- 複数の健康商材開発をプロデュース経験
- 専門家として、科学物質に対する恐怖の過剰な煽り、また、西洋医学批判やエビデンスのない健康療法、反日思想の偏向報道に警笛を鳴らす。
資格
- 薬剤師